口腔外科は口腔、顎、顔面ならびにその隣接組織に現れる先天性および後天性疾患をあつかう科になります。
乳歯が永久歯に生えかわり、主に15~30歳頃に奥歯に生えてきます(全ての人という訳ではないため、生えてこない人もいます)。
親知らずは多くの場合、斜めや横向きに生えてくるため隣の歯や歯茎に悪い影響を与えます。その場合、取り除くなどの処置が必要です。しかし、まっすぐに生え正常な歯として食べ物を噛み潰すなど、しっかりと機能している場合は抜く必要はありません。
顎関節症とは、顎の関節やその周囲が何かの原因で痛みを感じたり動きにくくなるの症状のことです。
詳しくは コチラ をご覧ください。
口腔内疾患とは口腔内に異常がある症状です。
みなさんも気にしている口臭の原因の約90%が口腔内にあり、食べカスや口腔内の代謝によって剥がれ落ちた上皮、血液の成分などのタンパク質が、口腔内に常にいる細菌によって、分解されることによって、揮発性硫黄化合物が発生しています。
当然、口腔内疾患の場合、口腔内は正常な働きをしていないため、これらの嫌気性菌が、多く発生してしまうので、口臭のひどくなります。
口腔内疾患の原因としては、口の中の不潔や、舌苔(したこけ)の異常、歯肉炎や歯周炎、義歯の不具合、口内炎、口腔内の悪性腫瘍などがあります。これらの異常のため、口の中の唾液の分泌にも異常をきたし、正常な状態の口腔内が保てないために異常な口臭がしてしまうのです。しかし、口腔内疾患の場合、口の中を清潔にすることで、病気を改善することが出来るので、それほど、問題がある口臭ではありません。口腔内疾患は、日常生活のケアや、歯医者さんで治療することで、回復していくので、しっかりとケアをしていきましょう。